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吉田知那美 平昌オリンピックカーリング女子 銅
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 吉田知那美(1991年7月26日 - )は、日本のカーリング選手。ロコ・ソラーレ所属。吉田夕梨花は実妹。北海道北見市出身。常呂町が日本カーリングの本場でもある環境もあり、小学校2年からカーリングを始め、4年次から大会に出るようになる。高等学校卒業後にバンクーバー(カナダ)へ留学。当初の留学目的は語学研修だったが、現地での下宿先が日系人カーリングコーチであるミキ・フジ・ロイ邸であったこともあり、改めてカーリングを学び直す。
 2018年2月24日、平昌オリンピックでカーリング女子世界ランク6位のLS北見が、日本勢初の銅メダルを獲得した。3位決定戦で同4位の英国と激突。スキップ藤沢五月(26)を中心に相手にプレッシャーをかけ、同点の第9エンド(E)から2連続スチールで5-3で逆転勝ちした。
 98年長野オリンピックから6大会連続の挑戦で、この競技で男女通じて初のメダルを手にした。
 劇的な幕切れに、藤沢は目を見開いてスティックを振り上げた。4-3で迎えた不利な先攻の最終10E、2失点で逆転負けの危機。吉田知と「簡単なショットにしちゃったね」と言い合い顔をしかめた。相手はソチ五輪銅のミュアヘッドで負けを覚悟した。英国の最後の石と自軍の石が激しくぶつかり合う。一瞬の静寂後、滑るようにハウス中央に出てきたのは黄色い日本の石だった。5-3でいきなり決着して「信じられない気持ち」。本橋ら5人で涙を流して抱き合った。

( 出典:日刊スポーツ)

 
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