1934年12月28日生まれ。俳優・歌手、石原軍団総帥、石原プロモーション創始者。血液型はＡ型。慶應義塾高等学校を目指すが受験に失敗し､当時慶應高校の予備校的な存在だった慶應義塾農業高等学校に進む。悪友たちにそそのかされ酒と女とケンカ三昧の日々に入る。なおこの頃はかなり裕福な生活を送っており、裕次郎16歳、兄の慎太郎が18歳の時に父より当時の日本では珍しかったヨットを与えられる。これをきっかけに、裕次郎はヨットに情熱を傾けるようになった。1951年に慶應義塾高等学校に入学したが、17歳の時､父親の突然の死により性格がぐれ再び酒と女、そして喧嘩と麻雀三昧の日々に入る。その後慶應義塾大学法学部政治学科に入学するも3年で中退した。大学中退後はしばらく無職であった。その後俳優になるために東宝と大映、日活のオーディションを受けるが全て失格。その後1956年に、兄の芥川賞受賞作である日活作品『太陽の季節』の映画版でチョイ役としてデビューした（主演は長門裕之と南田洋子）。出世作『狂った果実』はその衝撃的な内容と裕次郎の演技が話題を呼び、裕次郎の歌と共に大ヒットし、この作品以降裕次郎の人気は決定的なものとなった。永遠の大スター（日本人が最も愛した男）と称されることがある。
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