1948年8月30日、福岡県田川市生まれ。15歳のころThe Beatlesをラジオで知り洋楽を聴き始め、音楽に目覚める。実家の歯医者を継ぐため勉学に励むが大学受験に失敗し断念。浪人中に"アンドレ・カンドレ"という名前で音楽活動に励むようになり、その曲はリスナーからのリクエスト投票1位となり火がついた。1969年CBSソニーと契約し、デビューを果たす。1972年に井上陽水と改名。この頃の陽水は、音楽活動だけでは生計を立てられず、何種ものアルバイトをしていたという。セカンド・アルバム『陽水ＩＩセンチメンタル』をリリース、このセカンドは80万枚弱のセールスを記録し、除々に頭角を表していった。翌年1973年末に、代表的アルバム『氷の世界』をリリース。このアルバムは1年半をかけて邦楽で初のミリオンセラーアルバムとなった。
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