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2016年4月25日、東京五輪・パラリンピック大会組織委員会のエンブレム委員会は、東京都内で新しいエンブレムを選ぶ最終審査を実施し、最終候補4作品の中から、藍色の市松模様で日本らしさを表現した「組市松紋(くみいちまつもん)」を選んだ。制作者は東京都在住のアーティスト、野老(ところ)朝雄氏(46才)。旧エンブレムの白紙撤回から約8カ月を経て、ようやく大会のシンボルが決まった。
歴史的に世界中で愛され、日本では江戸時代に「市松模様(いちまつもよう)」として広まったチェッカーデザインを、日本の伝統色である藍色で、粋な日本らしさを描いた。形の異なる3種類の四角形を組み合わせ、国や文化・思想などの違いを示している。違いはあってもそれらを超えてつながり合うデザインに、「多様性と調和」のメッセージを込め、オリンピック・パラリンピックが多様性を認め合い、つながる世界を目指す場であることを表した。
(関連photo)
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(全録)東京五輪新エンブレム 「市松模様」の作品Aに決定 (34分35秒)
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広がる“新エンブレム効果” 注目される「藍色」と「市松模様」(1分5秒)
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